【制作風景のご紹介】“ぬくもり”と“テクノロジー”。英語紙しばい制作の新しいかたち

制作中の『Max and Dinosaurs』。新潟市中央区「ひとハコbase」さんにて展示中(〜2025年4月27日まで)

こんにちは。「紙芝居で英語をもっとたのしく!」をモットーに活動している、英語紙芝居師のクニさん(坂井邦晃)です。

現在、アトリエさかいでは、新作英語紙しばい『Max and Dinosaurs』を制作中です。
その制作の裏側には、「AI」「アナログ」「デジタル」の3つの要素が息づいています。

これまでに、20弱の英語紙しばいを制作してきました。私(坂井)による手書きからスタートしています。完全な手書き制作から、切り絵の手法を用いた制作やPCを使ったデジタル制作も取り入れ、「アナログ(手書き&切り絵)」×「デジタル(PC)」の合わせ技へと次第にシフト。

そして現在では、「アナログ」「デジタル」、そこに「AI」が加わった制作体制に移り変わってきています。

今回は、そのお話をしたいと思います。

アナログ(切り絵を取り入れた制作)

切り絵による紙芝居制作のようすをYouTubeでご紹介中

まずは、アナログ。


恐竜や背景の一部は「切り絵」で表現しています。
紙を一枚一枚、丁寧にカッターで切り抜いていく作業は、根気と集中力が求められますが、そこにしか出せない“味”があります。


子どもたちに届くのは、こうした「手のぬくもり」を感じる部分だと思っています。

デジタル(Adobe Photoshop)

(イメージ)

そして、デジタル。
Photoshopを使って、切り絵に色をつけたり、背景と組み合わせたり。
アナログの魅力をそのまま活かしながら、作品づくりを効率的に進めるためには、デジタルツールが欠かせません。
スピード感と柔軟さが、表現の幅を大きく広げてくれます。
(Photoshopは昨年の夏からトライしています。オンライン講座で、絵本作家の多屋光孫さんからご指導いただきました。)

AI

そしてもうひとつ、新しい仲間がいます。

それは、AIです。
ストーリーの構想段階で、「こんな展開、どうかな?」「子どもがわかりやすい英語にすると?」と相談する相手になってくれています。アイデアの壁打ちとして、心強いパートナーになってくれています。

この3つの融合によって生まれるのが、今の私たちの英語紙しばいです。


メンバーのサポートを受けながら、時に苦しみ、時に笑い、そして何よりワクワクしながら、日々取り組んでいます。

完成が待ち遠しい『Max and Dinosaurs』。
これはその一部です(写真参照)。
どうか、楽しみにしていてくださいね。

こちらも切り絵バージョンが完成した『Max’s Happy Presens』です。
切り絵は、アトリエさかいメンバーの聡さんにお願いしています。

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