子どもたちの秘めた力を開花させたい!英語紙しばいの魅力を再発見。まるごとブックフェスタ2024での出来事

こんにちは!アトリエさかいです。

先日開催された「まるごとブックフェスタ2024」では、たくさんのご参加をいただき、誠にありがとうございました。

今回も、多数のお子さんが参加してくれました。

とくに初めて英語紙しばいを体験する子どもたちは「楽しかった!」と笑顔を見せてくれます。

しかし、今回のイベントでは、「楽しい」の先にある、もう一歩踏み込んだ素晴らしい発見があったように思います。

それは、「紙芝居を読んでみたい!」という、子どもたちの自発性発揮のサポートや、自身の表現意欲を刺激する力になるのではないか?ということです。

こちらは当日参加してくれたお子さんです。なんと、英語紙しばいの上演を見た直後に「私も読んでみたい!」と、自らご両親の前で紙芝居の読み聞かせに挑戦してくれたのです!

「うちの娘は、人前に出るのが苦手なタイプなので、まさかあそこまで堂々と読み聞かせができるとは思っていませんでした。驚きと感動で胸がいっぱいです」

「普段見せない娘の新たな一面を見ることができ、本当に感謝しています」

と、喜びの声をいただきました。

もちろん、お祭り気分で活気溢れるブックフェスタの会場の雰囲気や、「自分の読めるところだけでいいんだよ」という私の声かけが、女の子の背中を押した部分もあるかもしれません。

しかし、それ以上に、「紙芝居」という特殊な表現形式の魅力、そして、「英語を使ってみる」という非日常体験が、子どもたちの秘めた可能性を引き出したのだと確信しています。

英語、つまり「外国語を使う」ということは、普段とは違う脳の部分を使うと言われています。慣れないことに挑戦することで、脳が活性化され、新たな力を開花させることにつながるのではないかと思っています。

「ここほか2024」での上演会

実は、このような光景を目にしたのは、今回が初めてではありません。

以前、参加させていただいた「こころほかほかあたたかい町」というイベントで、学生さんと一緒に子どもたちに紙芝居の指導を行った際にも、同じような場面に遭遇しました。

教わったことを活かして、子どもたちが堂々と英語で紙芝居を演じる姿、そして、その姿に驚きと感動を隠せない親御さんたちの姿。自らの意思で、人に物語を伝える側になろうとする、子どもたちの一歩踏み出した積極的な姿勢に、私たちアトリエさかい一同、心から感動しました。

今回のブックフェスタでも、このときの感動が蘇りました。

「英語紙しばいは、子どもを変え、親も感動させる力がある」。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、あらためてそう実感しました。

スマホやタブレットで視聴する動画とも、絵本とも違う、紙芝居ならではのあたたかさとライブ感。

そして、ページをめくるたびに高まるワクワク感。

英語紙しばいは、子どもたちの豊かな感性を育む上で、非常に有効な手段だと改めて感じました。

また、今回のブックフェスタをはじめ、各地で行なった上演会での経験を通して、新しい英語紙芝居の構想も浮かんできました。

子どもたちが思わず英語で表現したくなる、子どもたちの秘めた力をさらに引き出すことができるような、そんなワクワクするような作品を鋭意制作中です。一部の作品は、この12月からすでに上演を開始しています。当サイト等でまたご報告いたしますので、どうぞお楽しみに! 

新潟市中央区にあるイタリア料理レストラン「イッシモ」さんファミリー。「まるごとブックフェスタ」では美味しいお料理を提供してくださっていました。ごちそうさまでした!
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