
こんにちは。アトリエさかい代表のクニさんこと坂井邦晃です。
わたしたちアトリエさかいでは、英語紙しばいの読み聞かせをおこなう「英語紙芝居師」を育成しています。現在、数名の英語紙芝居師のみなさんが、新潟県内外の各地で英語紙しばいの上演活動をおこなってくれています。
若手の英語紙芝居師も活躍中。
今回の記事では、大学生の活動をご紹介します。
高校生を対象とした進路イベントで発表を実施

2月5日、高校2年生を対象とした進路イベントで、英語紙芝居師(佳乃さん 敬和学園大学四年生」が自身の活動について発表しました。
佳乃さんは「アトリエさかい」の一員として活動してくれており、各地の上演会の場で英語紙しばいの上演をしてくれてきました。この発表の場で、英語紙芝居師としての自身の経験やその魅力を伝えてくれたのです。たとえば、2023年に開催した長野県松本市美術館での上演会や新潟市歴史博物館みなとぴあでのイベントから、子どもたちや保護者との交流、さらに、大学における児童英語教育ディプロマ取得の話など、実体験に基づいた内容が語られました。特に、環境問題と英語学習を結びつけた取り組みについては、多くの生徒が関心を持って聞いていたようです。
生徒たちはスライドを真剣に見つめ、時折うなずきながら話に聞き入っていました。時間の関係で質問を受けることはできませんでしたが、『英語紙しばい』の可能性や楽しさを伝えられたことは大きな成果だったでしょう。
若者が若者に伝えることの素晴らしさ

この発表を知り、私は心から嬉しくなりました。
紙芝居というひとつの文化を、若い世代がさらに若い世代へと伝えていってくれること。これほど素敵なことがあるでしょうか?
紙芝居の上演は、ただの読み聞かせではありません。物語を語る楽しさ、言葉を伝える喜び、そして聞き手とのつながりを生む力があります。それを若い英語紙芝居師が自分の言葉で語り、未来を担う高校生に伝えたことに、大きな希望を感じました。
きっとこの発表を聞いた生徒の中には、「英語を使って表現することが面白そう!」と感じた人もいるでしょう。もしかすると、未来の英語紙芝居師が誕生するかもしれません。
『英語紙しばい』は、世代を超えて広がるもの。
そんな希望に満ちた素晴らしい発表でした。
こうした輪がさらに大きくなっていくことを願っています。
クニさん(アトリエさかい代表 坂井邦晃)
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