ハロウィン造形授業2025:学生による切り絵制作

学生たちとの造形授業について書きます。

先週から「ハロウィン」をテーマに、切り絵の制作に取り組んでいます。


切り絵という表現

切り絵は、私自身が紙しばい制作の際にもよく使う技法のひとつ。

黒い画用紙をカッターで丁寧に切り出し、そこへ色のついた薄紙を一つひとつ貼り重ねていきます。

一見シンプルな工程ですが、形をどう残すか、どんな色を重ねるか――

その選択に、作者の感性がはっきりと表れます。


制限の中の創造

自由に描ける絵とは違い、「切る」「貼る」という制限があるからこそ、個性と工夫が生まれる。

学生たちは集中して取り組み、どの作品にも独自の世界が広がっていました。

窓からの光に透かして見ると、色と光が重なり合い、まるでステンドグラスのよう。

ハロウィンの夜を思わせる幻想的な風景が浮かび上がります。


学びの広がり

こうした造形の授業を通して感じるのは、

「表現することの楽しさ」と「制限の中で生まれる自由」。

それはまさに、紙しばい作りにも通じる感覚です。

学生たちが見せてくれた色づかいや構図の工夫には、これからの創作へのヒントがたくさん詰まっていました。

写真は、学生たちの作品の一部。
黒猫やおばけ屋敷、カボチャなど、どれもハロウィンの世界を見事に表現しています。

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