【出前授業】新潟県内の小学校にて上演会&授業

こんにちは。アトリエさかい代表のクニさんです。

「紙芝居で、英語をもっとたのしく」をモットーに、新潟市を中心にオリジナルの紙芝居「英語紙しばい」の制作・上演活動を行っております。

今回は、新潟市内から少し足を伸ばし、県内の某小学校で上演会・出前授業を行いました。

実は、今回の授業、大雪の影響で2回も延期になった出前授業でした。

今回訪れたのは、アトリエさかいのメンバーでもある由美子先生のクラス。

雪を乗り越えて、ついに実現!

雪の影響で2度も延期になってしまった出前授業。待ちに待ったこの日、ついに実現することができました!

今回訪れたのは、アトリエさかいのメンバーでもある由美子先生のクラス。校舎に入ると、子どもたちの明るい笑顔と「Hello!」の元気な挨拶が迎えてくれました。

由美子先生は普段から、朝の挨拶や日にち、曜日、天気を英語で確認することを習慣にしており、子どもたちにとって英語は特別なものではなく、生活の一部になっているようです。そのおかげで、今回の授業もスムーズにスタート。子どもたちの自然な英語の発話に、私たちも驚かされました。


1コマ目:1・2年生合同の英語紙芝居

最初の時間は、1・2年生合同での英語紙芝居『Max and the Colorful Day』の上演。紙芝居が始まると、子どもたちの目はキラキラと輝き、物語の世界にどんどん引き込まれていきました。

「What color is this?」と問いかけると、「Red!」「Blue!」「Yellow!」と大きな声で答える子どもたち。色をテーマにしたアクティビティでは、ゲーム感覚で楽しみながら英語を口にする場面がたくさん見られました。自分の言葉が通じる喜びに満ちた表情が印象的でした。

また、紙芝居の場面ごとに、「What do you see?」と質問すると、「I see a blue bird!」と、短いながらも自然なフレーズが飛び出します。英語がただの「お勉強」ではなく、「コミュニケーションのツール」として根付いていることを実感しました。


2コマ目:2年生だけのオリジナルストーリー作り

紙芝居ストーリーづくり。一人ひとりオリジナリティを発揮していました

次の時間は、2年生だけでの特別な活動。今度は子どもたちが作り手になり、オリジナルのストーリー作りに挑戦しました。

主人公はもちろん、紙芝居にも登場したMax。子どもたちは「Maxが冒険に出たら…」「Maxが不思議な森に迷い込んだら…」と、自由な発想で物語を考えます。絵を描く手も止まらず、カラフルな世界が次々と生み出されていきました。

こどもたちが描いたストーリーに、私が英語で文章をつけました

そして、完成したお話に、私が英語の文章をつけてあげると、「Wow!」と歓声が。最後は一人ずつみんなの前で発表しましたが、どの子も堂々とした姿。自分の物語が英語になり、それを発表する経験は、きっと大きな自信につながったことでしょう。


「楽しい!」は学びの原動力

度重なる延期で、ようやく実現した今回の授業。その分、子どもたちとの出会いはより特別なものになりました。

英語を使って物語の世界に入り込み、自由に表現し、そして自分だけのストーリーを生み出す。この一連の流れの中で、子どもたちが持つ無限の可能性を感じました。

何より、「楽しい!」という気持ちが、学びの原動力になっていることがはっきりと伝わってきました。

「またやりたい!」「次はもっとすごいお話を作る!」と目を輝かせる子どもたちの姿に、私たちも大きなエネルギーをもらいました。


物語の力を未来へ

アトリエさかいでは、英語紙しばいを通じて、子どもたちの創造力や表現力を育む活動を続けています。由美子先生をはじめ、多くのメンバーが教育の現場で、あるいは家庭で活躍中。

英語紙しばいは、ただ英語を学ぶだけでなく、物語を通じて想像を広げ、対話を生み出すツールでもあります。このような経験をより多くの子どもたちに届けるために、私たちは英語紙芝居の可能性をさらに探求していきたいと考えています。

この活動を通じて、子どもたちが物語の世界を楽しみながら、自然に英語を身につけ、自己表現の喜びを感じられる場を広げていけたら——そんな願いを込めて、これからも歩んでいきます。

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