紙芝居の原点は人間力――プロの指導から学んだこと

先日、出張で東京に行ってきました。
予定していた仕事を終えたあとは、紙芝居作家のプロフェッショナルの先生のもとへ。

今回、東京への出張の機会を活かして、以前からご指導いただきたいと思っていた紙芝居作家の先生方を訪ねました。
お仕事を終えたあと、思い切ってその扉を叩いたのです。

正直に言えば、「お願いして…いや、頼み込んで…いやいや、おしかけて…」という形で、指導をいただいています(汗)。

プロの指導は、さすが!

受けてみると、とにかく圧倒されるばかり。
「流石にさすがです」としか言いようのないほどの指導。

細か〜く、そして厳し〜く!
「どうしてこんなところまで見えるんだろう⁈」の連続です。
妥協は一切ありません。

共通して流れる思い

でも、その厳しさの奥に、常に共通して流れているものがあります。

それは――
「これを上演したら、子どもたちはどんな顔をするんだろう?」 というワクワク。

子どもたちに向ける眼差しが、本当に温かいんです。
だからこそ、厳しい。
だからこそ、深い。

感謝を込めて

宮﨑二美枝先生、多屋光孫先生。
ご指導ありがとうございました。

お二人の温かい眼差しと妥協のない姿勢から、たくさん学ばせていただきました。
これからの紙芝居づくりに、しっかりと活かしていきます。

指導の後に

指導が終わったあとは、焼き鳥屋さんで一献。
いろんなお話を伺うことができました。

皆さん、凄い方ばかりなのに、どうしてあんなに気さくなんだろう?
制作の根本にある「人間力」に、また深く感嘆しました。


一流の表現者に共通するもの

お話を聞いていて強く感じたのは、一流の表現者は、人として面白く、魅力的で、コミュニケーション能力がすごいということです。

たとえば多屋さんのサラリーマン時代。海外のお客様を招いたとき、TOEICの点数がはるかに高い同僚よりも、すぐに打ち解けて盛り上がり、深い付き合いができたそうです。

そのきっかけは――子どもの頃にアソコをハチに刺されて腫れ上がった話だったとか(笑)
しょーもない話なのに、場が一気に和んで、距離が縮まる。もちろん、仕事の成果もしっかり残す。

これこそが「人間力」なんだ、と実感しました。

月島の夜の街並み。
もんじゃ焼きで有名な月島。けれどこの夜は、焼き鳥を片手に語らいが続きました。

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