【参加レポート】紙芝居が語り継ぐ「戦後80年」──「パチパチ工房三周年記念イベント」に参加して

満席の会場。多くの紙芝居愛好者・制作者が参加していました。

東京・目白にある《子どもの文化研究所》にて開催された、
『パチパチ工房三周年記念イベント「戦後80年と手づくり紙芝居」』に参加してまいりました。

このイベントは、紙芝居を通して子どもや地域と向き合う創作グループ「パチパチ工房」の発足3周年を記念して開かれたもので、紙芝居作家・宮﨑二美枝さんのご紹介によりご縁をいただきました。

会場となった子どもの文化研究所は、子どものための芸術や文化活動を支える拠点として知られ、全国から紙芝居や絵本などの実践者が集う場所でもあります。

当日はまさに真夏日。汗ばむ陽気のなか、目白駅から坂を上がり会場に着くと、
すでに会場は満席。紙芝居への関心の高さと熱気がひしひしと伝わってきました。


圧巻の対談──渡辺美佐子さん × 宮﨑二美枝さん

イベント前半では、元教員・渡辺美佐子さんと紙芝居作家・宮﨑ニ美枝さんの対談が行われました。
渡辺さんからは、平和を願う紙芝居「あんずの花につつまれて」の制作に取り組んだ経緯を
伺うことができました。

そして宮﨑さんから語られた創作の裏側――
丹念な取材、繰り返される推敲、表現としての紙芝居への覚悟。

一つの作品が生まれるまでの背景には、
「ただの読み聞かせ」では済まされない、
命を語り継ぐメディアとしての紙芝居の真価がありました。


紙芝居が持つ「記憶する力」「伝える力」

今回のイベントテーマは「戦後80年と手づくり紙芝居」。

戦争体験を知る人が少なくなっていく今、
紙芝居は過去の記憶を未来につなぐ「語り」のメディアとして、
ますますその存在意義を増していると感じました。

そして、こうした活動を草の根で継続されている方々が、
各地にたくさんいらっしゃることにも大きな励ましをいただきました。


パチパチ工房の皆さま、心温まるイベントをありがとうございました。
この日感じたことを、これからの活動にも生かしていきたいと思います。


〈参考〉

  • パチパチ工房:紙芝居を通じた平和教育や表現活動に取り組むグループ。2021年設立。名称は紙芝居の拍子木の音に由来。
  • 子どもの文化研究所:子どもと文化の関係を探求する研究機関。目白に拠点を置き、講座・公演・研究活動を展開。
【会場入口の掲示】子どもの文化研究所ビル前の案内

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