出前授業で高崎市へ。不思議なあたたかさを感じた教育現場でした

学校というのは不思議なものです。校舎に足を踏み入れた瞬間、なんとなく感じる雰囲気があります。

今回訪れた高崎市の中央小学校は、あたたかかな空気に満ちた学校でした。

この感情は、なんだろう。言葉にするのは難しいのですが、担当のPTA役員さんたちとお話ししているうちに、その秘密がわかった気がしました。皆さんが本当に子どもたちのことを大切に思い「どうしたら子どもたちが生き生きと過ごせるかを真剣に考えている」「その思いがあたたかい雰囲気を作り出している」と感じたのです。

実は、今回の上演会やワークショップに向けて、数ヶ月前からZoomやLINEで打ち合わせを重ねてきました。だからこそ、当日初めてお会いするPTA役員の皆さんも、まるで昔からの知り合いのような一体感がありました。

校長先生は気さくで、教務主任の先生はターキーの帽子をかぶってステージに上がってくださるなど、先生方も一緒になって盛り上げてくれました。だから子どもたちも伸びやかで明るい。

代表生徒さんから花束までいただきました(嬉)

公演した紙芝居は「Max’s Thanksgiving」。最後にみんなで紙コプターを飛ばして感謝の気持ちを込めた瞬間、子どもたちの笑顔が素敵でした。

公演後、PTA会長さんからはこんな温かいメッセージをいただきました。

坂井先生

本日は遠いところ、わざわざ足を運び子どもたちに素晴らしい講義を頂き、大変ありがとうございました。
子どもたちの生き生きとした顔は、親である私たちの活力です。
私達親世代よりも、子どもたちはとても英語を身近に感じていることも今日の時間を通じて知ることが出来ました。また、新たな文化を知ることが出来、もっと他のことも知ってみたいと親の私でも好奇心を刺激されました。子どもたちはきっと尚更のことと思います。
今夜の食卓が今日の話題で賑わっているといいなと思います。

大変お世話になりました。また機会がありましたら、ぜひよろしくお願い致します。

このように丁寧なメッセージを寄せてくださり、心から嬉しく思うとともに、PTAのみなさんも子どもたちをしっかりと支えていらっしゃるのだなと感じました。

最近はPTA活動は不要では、という声もあるかもしれませんが、こうして保護者や先生が一緒に子どもたちを支える伝統は、日本の教育が培ってきた大切な良さだと改めて感じた一日でした。

校長先生、教員の皆さん、会長さん、どうもありがとうございました!

そして、今回の公演会は、同校の保護者でもあるイラストレーターの藤井りんさんとのご縁で実現しました。りんさんとは、昨年、末高崎市でコラボイベントを開催しました。

事前の打ち合わせ、当日のサポートまで、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

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