「これがプロの仕事ってもんだ」と思ったこと

制作にまつわるお話を。

私には、「メンター」と呼ぶ方が何人かいます(…といっても、私が勝手にそう思っているのですが…苦笑)。
そのひとりが、絵本・紙芝居作家の 多屋光孫(たやみつひろ)さん。

メンターとは?

メンター(mentor)
優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。ギリシャ神話で、オデュッセウスがトロイア戦争に出陣するとき、自分の子供テレマコスを託したすぐれた指導者の名前メントール(Mentōr)から。

引用:コトバンク(小学館デジタル大辞泉)


実は、多屋さんは私にとってPhotoshopの師匠でもあります。


Photoshopで描いた新作ができあがると、私はつい嬉しくなって、多屋さんに送ってしまいます。これもまた、勝手に…(苦笑)


最近も、「なかなかいい感じに描けたんじゃない?」と、ちょっとした自己満足気分で作品を送りました。

ところが。

さすがプロ。


ほんの小さな部分、私自身が「ここはまあ…ごまかしちゃえ」と思っていたところを、しっかり見抜かれてしまいました。


「ここはこう直したほうがいいよ」と、わざわざメモ付きで丁寧なご指導をいただきました。
その瞬間、私は思いました。
「ああ、これが“プロの仕事”ってものなんだな」と。


細部をおろそかにしない。
“違和感”をごまかさない。

そして、完成度を、もう一段階引き上げる力量。


この年齢の私に、まだ伸びしろを見せてくれるのです。ありがたいことです。
次こそは、「直しは、ありません!」と言ってもらえるように、もっと丁寧に、もっと誠実に、描いていこうと思います。

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