紙しばいから生まれた、中学生と専門学校生との交流


年に一回訪れている、ある専門学校での「外国語指導法」のスクーリング。
この日は、たまたま中学生たちが学校見学に来ることになり、私たちの授業も参観することになりました。
すると学校側から、「せっかくなので、何か中学生たちも楽しめる活動をやってもらえたら……」
とのリクエスト。

おお、なかなかの無茶ぶりです……! 最近、こういう「急なリクエスト」、多いです。

でも考えてみれば、これは学生たちにとっても、なかなかできない経験。
そこで急遽、授業内容を変更!
中学生を相手にした「模擬授業」を行うことにしました。


すぐに指導プランを作り、学生たちに説明。学生たちは一瞬、「え、そんなー……」
という顔をしていましたが、そこから急遽、模擬授業に向けての練習開始!
さらに、ピアノが得意な学生には、急遽、私のギターに合わせて伴奏もお願いしました。
……「急遽」がやたら多い一日です。

そして、本番。
まず、私のギターと学生のピアノでオープニングの歌。
学生たちは中学生と向き合い、英語で声をかけながら活動を進めていきました。
そして登場したのが、英語紙しばい
『MAX AND DINOSAURS』
紙しばいを間に置くと、不思議と距離が縮まります。
学生からの英語の問いかけに、中学生が反応する。そこに笑いが起こる。
教室の空気が少しずつやわらかくなっていきました。

学生たち、本当によくやりました。
普段は「英語を教わる側」の学生たちが、この日は「英語を教える側」に立ちます。
この二つの間には、思っている以上に高いハードルがあります。


何を話すか。どうやって声をかけるか。どうしたら相手が楽しんでくれるか。


それを考えながら、みんなで協力して、そのハードルをジャンプしてくれました。
最初は少し緊張していた中学生たちも、活動が進むにつれて、どんどん表情がやわらかくなっていきました。
そして教室を出ていく頃には、どの顔もすっかりほころんでいました。

中学生と専門学校生。普段なら、なかなか出会うことのない二つの世代。


その間をつないでくれたのが、
「英語」と「紙しばい」でした。
そして、もう一度。この日の紙しばいは、『MAX AND DINOSAURS』。
今回も大活躍でした。

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